日本言語聴覚士協会について

会長挨拶

言語聴覚士は1997年(平成9年)12月19日に制定された言語聴覚士法(法律第132号)によって誕生したリハビリテーション専門職です。

日本言語聴覚士協会は2000年(平成12年)1月16日に言語聴覚士国家資格を有する職能団体として発足し、2024年(令和6年)7月時点で正会員数2万1千人を超えました。
言語聴覚士の職能団体として本協会では、ことばによるコミュニケーションや飲み込みに問題を抱える方々に専門的なサービスを提供し、その方々の生活の質の向上と社会参加を支援することが大きな目的の1つです。

その目標を実現するために、

  1. ① 必要な方に必要な言語聴覚療法が提供できる制度対策や調査
  2. ② 言語聴覚療法の質を担保する生涯学習システムの充実(講習会、研修会、学会の開催、研究助成)
  3. ③ 言語聴覚士が将来も持続可能な職業となるための担い手の確保(若い世代への広報活動)
  4. ④ 言語聴覚士が“活き活きと働く”環境の整備(処遇改善、出産子育てや介護に伴う離職の防止)
  5. ⑤ 地域社会への貢献

など、幅広い活動を行っています。

乳幼児から高齢者までライスステージの全てにかかわる専門職として国民から信頼される言語聴覚士であり続けるためにも、本協会と都道府県言語聴覚士会、そして言語聴覚士学校養成所、現場で働く言語聴覚士が強固な連携を図り、言語聴覚療法の普及・発展と国民の保健・医療・介護・福祉・教育の増進に向けた活動を今後も継続していきます。

会長 内山 量史

会長